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札幌の故障車買取について解説!買取相場を紹介

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故障車だからといって、売れないと思っていませんか?実は、エンジン不調やバッテリー上がりなどの故障車でも、状態や査定ポイントを押さえれば売却は十分可能です。この記事では、故障車の定義や主な原因と症状、買取価格の決まり方から、故障の程度による減額相場まで解説しています。

故障車とは

故障車の定義

「故障車」とは、走行や日常使用に支障をきたす不具合が発生している車を指します。必ずしも事故歴がある必要はなく、エンジンや電装系、足回りなどの部位にトラブルがあることで、正常な運転が困難になっている車も該当します。

特に札幌のような寒冷地域では、バッテリー上がりやエンジン・電装系の凍結トラブルなど、気候に起因する不具合が多発する傾向があります。こうした地域特有の事情も、故障車としての評価に影響することがあります。

故障車の主な原因・症状

故障の原因としては、エンジン不良、ミッション異常、バッテリー上がりなどが代表的です。そのほか、オーバーヒートやブレーキの効きの悪化、足回りの損傷も注意が必要でしょう。

警告灯が点きっぱなしになったり、異音がする場合は、故障の兆候と捉えたほうが良いかもしれません。札幌では地域柄、雪や寒さによって部品が凍結・劣化し、トラブルの引き金になるケースがあります。

故障車の状態によって分類される

故障車は、故障の程度によって主に2つのタイプに分けられます。

まず、修理すれば再び走行できる軽度~中程度の故障車。次に、エンジン停止や重大な損傷により自走できない「不動車」です。

車の状態に応じて、買取方法や査定額は大きく変動します。ご自身の車の状態を正しく把握することが損をしない第一歩です。

故障の状態にあった業者を選ぼう

故障車の売却をスムーズに進めるには、車の状態に合わせた業者選びが重要です。軽度の故障なら、一般的な中古車買取業者でも十分買取ってもらえるでしょう。

一方で、修理費が高額になる重度の故障車であれば、中古買取業者では買取ってもらえない可能性もあります。パーツや、金属部分などの資源価値で評価してくれる「廃車買取専門業者」への依頼が適しています。

このサイトでは車の状態別に選べる札幌でおすすめの廃車買取業者を紹介していますので、業者選びの参考にぜひご覧ください。

故障車の買取価格の決まり方

基本となる査定条件

故障車の査定においては、まず「車種」「年式」「走行距離」など、車スペックが前提になります。とくに人気車種や比較的新しい年式の車は、高い評価を受けやすい傾向があります。また、こうした基本情報がベースとなって、その後の故障内容による減額幅が決まってきます。

故障内容による評価の違い

故障の箇所とどの程度の故障なのかは、査定額に大きく影響します。

エンジンやミッションなど、車の中核に関わる部分が故障していると、大幅な減額対象になります。一方、エアコンやナビの不具合といった軽微なトラブルであれば、査定への影響は比較的小さく抑えられる傾向です。

車を査定する査定士は、走行の可否、故障箇所の重要度、その影響度合いなどを総合的に判断して、買取額を決定しています。

再販・リサイクルの
可能性が価格に影響

たとえ故障車であっても、修理すれば再販可能な場合は一定の価値が認められます。また、再販が難しい車であっても、パーツ単体で再利用可能であれば、その部品価値が査定に加算されることがあります。

さらに、海外では多少の故障があっても整備・再販されるケースが多く、海外への輸出販路をもつ業者であれば、高評価につながる可能性もあるでしょう。

引取費用・書類代行費用の
有無も影響

業者によっては、レッカー引取や名義変更の手続きを無料で行ってくれる場合があります。これらの費用が有料か無料かによって、「実質的な手取り金額」は変わってきます。見積もりを取る際には、査定額だけでなく上記のような諸費用も含めた総合的な条件を確認することが大切です。

故障車の買取相場

軽度な故障車の相場

軽度な故障車とは、たとえばバッテリー上がりやパワーウィンドウの不具合など車の性能に影響が少なく、修理コストも低く抑えられるため、減額幅も小さくなる傾向にあります。

車の状態にもよりますが、相場としては、約2万円ほど※1 。走行にまったく支障がなければ通常の査定額に近い金額が提示される可能性もあるでしょう。

中程度の故障車の相場

中程度の故障では、オルタネーターの不具合や補機部品の故障などが想定されます。このレベルでは、約6万円程度の減額が相場※2

ただし、自走可能で修理費がそれほどかからない場合には、比較的高めの査定がつくこともあります。

重度の故障車の相場

重度の故障車、たとえばエンジン全損やミッション破損といったいわゆる不動車になるケースでは、減額が数十万円以上に及ぶことも※3

その結果、査定額も大きく下がり、再販が困難な場合は、パーツや金属資源としての評価にとどまるケースもあります。

業者・販路による価格差

同じ故障車であっても、車の状態や、利用する業者によって提示される価格は大きく異なります

故障車専門の買取業者は、実績が豊富なため、車の状態に応じた適切な評価が期待できます。海外に販路を持つ業者では、日本では価値がつかない車でも買取ってもらえる可能性があります。

少しでも高く売却したいなら、複数業者に見積もりを依頼して、条件を比較すると良いでしょう。