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廃車買取の流れを解説!

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このページでは、廃車を検討中の方に向けて、廃車にすべきかの判断ポイントから廃車買取の基本的な手続きの流れ、スムーズに進めるためのコツをわかりやすく解説します。

廃車買取の基本的な流れ

廃車にすべきかを見極める

札幌のような積雪地域では、冬になると路面の凍結や積雪によりスリップ事故が発生しやすくなります。さらに、凍結防止のために使用される融雪剤が車の下回りやホイール、エンジン周辺に付着し、金属部品の腐食を引き起こすことも。こうした環境では、車の劣化や損傷が早く進む傾向があります。

加えて、以下のような状況では「このまま乗り続けるべきか、それとも廃車にすべきか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

このようなケースでは、「今後も車を維持する価値があるかどうか」を基準に判断することが重要です。たとえば、車検や修理に10万円以上の費用がかかる見込みがある一方で、車自体の買取価格が数千円程度にとどまる場合には、維持を続けるよりも廃車にして出費を抑える方が合理的といえるでしょう。

自分の状況や希望条件に
合った業者を探す

車の状態や希望する手続き内容によって、選ぶべき廃車買取業者は変わります。たとえば、事故歴や修復歴がある車は、中古車として再販する際の価値が低くなりがちです。そのため、主に中古車としての再販を目的とする買取店に査定を依頼しても、値段がつかなかったり、満足できる金額にならなかったりすることがあります。そのような車は、解体して部品や資源として活用することを得意とする廃車買取業者を選ぶのがおすすめです。

また、「レッカーでの引取が必要」「抹消登録を代行してほしい」「還付金の手続きまで任せたい」など、希望する対応範囲によっても選ぶべき業者は様々。自分の状況に合った業者を見つけることで、無駄な手間や費用を抑えながら、スムーズに廃車を進めることができるでしょう。

このサイトでは、廃車買取の不安を解消するための基礎知識や失敗しない廃車買取業者の選びのコツ、査定額アップのポイントなども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

査定を受ける

廃車の査定は、電話やWebフォームから簡単に申し込む事が可能です。また業者の中には、24時間受付に対応しており、時間を気にせず依頼できることも。そして、査定には「出張査定」と「持ち込み査定」があり、それぞれに特徴があります。

出張査定は、スタッフが自宅や車の保管場所まで訪問してくれるため、車検切れや不動車などにも対応しやすいのが特徴。持ち込み査定は、業者の拠点へ車を持参してその場で査定を受ける方式。即日契約を希望する方や、近くに業者がある方に適しています。車の状態に応じて選ぶとよいでしょう。

必要書類の準備

廃車手続きをスムーズに進めるためには、事前に必要書類を揃えておくことが大切です。普通自動車では、一般的に「車検証」「印鑑登録証明書」「実印の押印された委任状」「リサイクル券」などが必要となります。

軽自動車では「車検証」「ナンバープレート」「使用済み自動車引取証明書」などが必要で、印鑑の代わりに申請依頼書へ署名することで手続き可能な場合もあります。車種や地域によって異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

引取と廃車手続き

廃車買取の契約が成立したら、次は車の引き取りへと進みます。多くの業者では訪問による無料引取に対応しており、指定日時に自宅や保管場所までレッカー車が到着するのが一般的です。引取に対応していない業者の場合は、店舗への直接持ち込みや、レッカー手配が必要となるため、事前に確認しておくといいでしょう。

引取当日は、車の鍵や車検証、印鑑証明書、リサイクル券などの必要書類を業者へ引き渡します。立ち会いが求められるかどうかは業者によって異なりますが、書類や鍵の確認を確実に行うため、可能であれば立ち会うことをおすすめします。

引取後は、運輸支局への「永久抹消登録」や「解体届出」など、廃車手続きが必要になります。業者が代行サービスを行っている場合、ご自身で手続きに出向く必要は基本的にありませんが、業者によっては代行サービスに対応していない場合もあるため、契約時に対応可否や必要書類を確認しておくことが重要です。

手続き完了・還付金

廃車手続きが完了すると、未使用分の自動車税、重量税、自賠責保険料が還付されることがあります。たとえば自動車税は4月1日時点の所有者に課税されるため、3月中に抹消登録を済ませれば翌年度分を回避できます。

重量税と自賠責保険は、車検期間の残りに応じて返金される仕組みです。還付金の申請先はそれぞれ異なり、保険会社や運輸支局などで手続きを行います。業者によっては、これらの還付分を査定額に反映してくれる場合もあるでしょう。申請漏れを防ぐためにも、早めの確認が大切です。

廃車買取を依頼する前に
チェックすべきこと

車検は残っているか

車検の残り期間が4か月以上あると、査定額がわずかに加算されることがあります。

還付金は査定とは別で、自動車重量税と自賠責保険料の未使用分が還付対象(自動車税の還付は普通自動車のみ対象、重量税と自賠責保険は軽自動車も対象)。

車検が切れている場合でも買取は可能ですが、自走できない車はレッカーによる引取や仮ナンバー取得が必要になるため、対応可能な業者かどうかを事前に確認しておきましょう。

名義は誰か

廃車買取を依頼する前に、車の名義が誰になっているかを確認しておきましょう。親族名義や会社名義、故人の名義の場合は、廃車手続きに委任状や相続関係書類が必要になります。ローンが残っている車は所有権がローン会社にあり、原則として完済後でなければ手続きが進められないため、事前に確認しておきましょう。

廃車買取をスムーズに
進めるためのポイント

廃車買取の手続きを進めるうえで、事前にいくつかのポイントを押さえておくことで、トラブルを防ぎ、より高く売却できる可能性が高まります。ここでは、実際の査定や契約時に役立つチェックポイントを紹介します。

相見積もりは必須!

廃車買取では、1社だけで即決せず、複数業者から相見積もりを取るのが基本です。査定額の違いはもちろん、対応スピードや引取条件、書類代行の有無なども業者によって大きく異なります。最低でも2~3社を比較することで、自分に合った条件で納得できる取引がしやすくなります。

「無料」サービスの範囲を確認

廃車買取では「出張査定無料」「引取無料」などと表示されていても、すべてが完全無料とは限りません。たとえば、遠方の場合はレッカー費用がかかることや、書類手続き代行に手数料が発生するケースもあります。どこまでが無料なのか、契約前に条件をよく確認しておくことがトラブル防止につながるでしょう。

「車の状態」に合わせた業者を選ぶ

事故車や不動車、年式が古い車は、レッカー引取や解体に対応していない業者では断られたり、査定額が大きく下がることがあります。状態に応じた廃車買取の実績があり、処分方法やパーツ・資源としての買取後の販路を持つ業者など車の状態にあわせて業者を選ぶことで、スムーズな手続きと適正な評価が期待できるでしょう。

まとめ

廃車買取をスムーズに進めるには、車の状態にあわせて業者を選ぶことが大切。さらに、札幌のような積雪地域では、雪道で動かなくなった車や事故車に対応できる業者かどうかもポイントになります。

このサイトでは車の状態別に選べる札幌でおすすめの廃車買取業者を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。